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春繭の糸

  • 執筆者の写真: canoan
    canoan
  • 2024年7月1日
  • 読了時間: 1分

梅雨らしい天気が続き、毎日蒸し暑いですね。

工房では、ストールの新作用や、帯のご注文分の糸など、先日出荷された春繭で座繰り糸を挽いております。

繭の品質は農家さんによってまちまちなのですが、今回は大きめの繭「ぐんま200」を選んだので、久々に春繭らしいものを購入できて嬉しいです。

かつては、どの農家さんでも、やや大きめの春繭を出荷されることが多かったのですが、飼育環境や気候、蚕種の影響で、ここ数年は小ぶりな繭が続いていました。十数年前は本当に良い繭がたくさんあり、技術の高さを懐かしむ一方で、繭質が安定しない昨今の状況に危機感を感じます。

生き物って本当に難しいですよね。

 
 
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